『クイーンズ・ギャンビット』を見ました。
実は、そんなに期待していなかったのですが、とても面白い海外ドラマだったので、個人的にこのドラマをおすすめする理由をまとめます。
『クイーンズ・ギャンビット』を見ようか迷っている人の、背中を押せるといいなと思います。
[クイーンズ・ギャンビットのよかったところ3選]
- ファッションが素敵
- 主人公の、チャンスをものにする姿にパワーをもらえる
- 女性差別が顕著な中、サポートしてくれる男性の存在が素敵
・ファッションが素敵
主人公のエリザベスは、チェスの名士としていくつもの大会を制する中で、資産も増え、ファッションを楽しむ姿が描かれています。
1950~60年代のアメリカが舞台なので、ファッションもレトロでクラシカル。
女優さんの華やかな顔立ちと、すらっとしたスタイルにもマッチしていて、見ているだけでワクワクしました。
・主人公の、チャンスをものにする姿にパワーをもらえる
チェスとの出会いは偶然だったものの、その後、世界を代表するチェスプレイヤーとなるまで、エリザベスは何度も自分でチャンスを切り開いてきました。
その行動力には、圧倒されます。例えば、
- 孤児院の先生の目を盗んで、チェスを練習
- 万引きしてでもチェスの雑誌を買って、大会の情報をゲット
- 優勝資金を教本などに投資⇨実力アップ⇨世界ランクに上り詰める
1950~60年代は、女性差別が当たり前の時代です。
「チェスは男性がするものだ」という価値観が一般的で、エリザベスがチェスプレイヤーとして駆け出しの頃は、義理母や周りのプレイヤーからも「女性がチェスなんて」という言葉や、見下げたような態度を取られます。
それでも、エリザベスはそんなことを気にしません。
周りがなんと言おうと、自分がやりたいこと・果たしたいことに向けて、自ら人生を切り開く姿に感動しました。
・女性差別が顕著な中、サポートしてくれる男性の存在が素敵
先述の通り、このドラマの時代背景として、女性差別が普通に存在します。
でも、そんな中でも、エリザベスを一人のチェスプレイヤーとして尊敬し、サポートしてくれる男性が数人描かれています。
彼らは、チェスの地区選や、USオープン戦の代表選手たち。
チェスプレイヤーとして最強のエリザベスに敗北してしまいます。
普通なら、「女に負けてしまった。くそ!!」で終わりそうなところですが、なんと、エリザベスの次の対戦相手に勝つために、練習相手になったりと、親身にサポートしてくれます。
「フェミニズム」の動きが世界的に活発になってきたのは、ごく最近のこと。
このドラマの時代(1950~60年代)背景からは、女性の社会進出に手を貸す男性の存在は非現実的だとは思います。
それでも、ドラマとして「女性が活躍する姿を応援する男性の存在」は、多くの女性にとって、心を温めてくれる描かれ方だと感じました。
まとめ
今回は、『クイーンズ・ギャンビット』のよかったところをまとめてみました。
このドラマを見たきっかけは、男友達からのおすすめでしたが、おしゃれが好きで、キラキラ活躍する女性に憧れがある女性に、特におすすめだと個人的に感じました。
気になった方は、ぜひ見てみてください🎶